自毛植毛手術を受ける前に知っておこう

AGAの治療にはプロペシアやミノキシジルなどの薬を使用することが一般的です。しかしながら、そのような治療法を使ってもなかなか効果が出ない方、効果が出る見込みがない方には自毛植毛を検討してみることをおすすめします。

毛が生えなくなって時間が経過している場合は毛母細胞が死滅している可能性があります。そうした状態だとAGA治療薬や育毛剤を使用しても再び毛が生えることはありません。そうした場合にこそ自毛植毛が打ってつけです。

自毛植毛は自身の髪の毛を移植する治療方法ですが、基本的には健康的な髪の毛が多く生えている(AGAの原因のひとつである男性ホルモンの影響を受けない)後頭部から皮膚と一緒に採取して施術部位に移植する治療法です。

自身の髪の毛ですから自然な仕上がりになります。移植して抜けたらそれで終わりではないかと思われるかもしれませんが、一度移植すると抜けても再び髪の毛が生えてくるようになります。つまり、半永久的な効果があるということです。普通の髪の毛と同じようにシャンプーしたり、植毛した毛が弱々しくなった場合には、育毛剤等を使って太く丈夫にしてあげましょう。特別なメンテナンスも必要ありません。

自毛植毛のメリットは4つあります!

自毛植毛のメリットについても紹介していきます。1つ目は頭皮の定着率が極めて高いことです。統計的には定着率は90%以上です。自毛植毛の施術を受ければほぼ成功することになります。つまり、髪の毛が生えている人であれば誰でも施術が受けられるということです。

2つ目は拒絶反応が起こらないことです。他人ではなく自分の髪の毛を使うため、人工毛のように拒絶反応が起こらないので安心して受けられます。

3つ目はメンテナンスが不要であることです。薬を使って薄毛治療をする場合には薬を投与し続けなければいけません。しかしながら、自毛植毛であれば普通の髪の毛と同じように扱うことができますし、費用も施術料金だけで済みます。

4つ目は自然な仕上がり具合になることです。定着した髪の毛は自分の髪の毛ですから、周囲の髪の毛よりも浮いてしまうなどの違和感を感じることはありません。

注意するべき点もあります!

自毛植毛には注意点もあります。それは何本も移植することができない(限界がある)ということです。

自毛植毛はあくまでも自分の髪の毛を使うため、後頭部や側頭部など髪の毛が比較的豊富に生えているところから採取します。しかしながら、髪の毛が十分に生えていない場合には移植できる本数に限りが出てきます。

どこから何本採取してどこに何本移植するのかをきちんと計画を立てながら施術をする必要があります。

また、手術は複数回受けなければいけないことも注意点としてあります。

それというのも、1回の施術で一気に移植をすると生着率が悪くなりやすいからです。そのため、何回かに分けて行われるのが一般的です。

さらに、健康保険の適用が効かないこともあげられます。

自毛植毛のように自由診療の場合は費用が全額負担になるのが原則です。相場料金としては1000株分の植毛であれば500,000円から700,000円程度かかります。植毛する本数が増えれば増えるほど金額は大きくなりますので、事前に何本にするか医師と相談した上で決めましょう。